義歯の症例26

「総義歯になる不安がありましたが、よく噛めて安心しました」

上顎　総義歯（チタン床）

こちらの方は、当院の前身のひばりが丘団地の診療所の時からの患者さんです。少し遠くなった今のひばりの森歯科になってからも定期検診でお越しいただいたおります。

長く使用していた部分義歯でしたが、お口の中の変化に対応して人工歯を足したり、修理、調整を重ねてきましたが、ここに来て新しく製作する方が良い状態になりました。
今回は総義歯となるため、思うように食事ができるだろうかと、当初は不安があったそうです。

総義歯の製作にあたっては、型取りの段階から自費診療の特殊な印象材や工程に従い、精密な印象（型取り）を行いました。
選んだ義歯の床（上あごの面）の部分の素材の「チタン」という金属は、生体親和性が高く（(biocompatibility＝生体組織や器官と親和性があり、異物反応や拒絶反応などを生じない性質)金属アレルギーの心配が少なく、軽く（重さが金の約四分の一程度）、熱伝導率に優れているので味覚を損ないません。加えて、汚れが付きにくいので清潔に保てるという特徴から、義歯やインプラントなどの歯科治療に広く使われている優れた金属です。

今では、硬いものでも不安なく食事ができるようになり、大変喜んで頂いています。

ここ数年、ひばりの森歯科では、義歯（入れ歯）の相談が多くなって来ています。入れ歯治療の場合どこに相談して良いかわからないと、迷われることが多いとも伺っています。
（インプラントに比べて入れ歯を相談できる歯科医院は減ってきているかもしれません）
そのような時に、少しでもお役に立てればと、ホームページで症例ページを随時追加しております。

セカンドオピニオンでも結構ですので、一人で悩まず、少しだけ勇気をもって相談にお越し下さい。治療ではなく相談だけでも大丈夫です。
院長はじめスタッフ一同が、丁寧に対応させて頂きますのでご安心下さいませ。