■第28回 老年歯科医学会総会に衛生士の箕輪さんが参加しました
■第28回 老年歯科医学会総会に衛生士の箕輪さんが参加しました
2013年7月24日 ■第28回 老年歯科医学会総会に衛生士の箕輪さんが参加しました へのコメントはまだありませんこんにちは。少し遅れた報告になってしまいまして、すみません。
2013年6月5日、6日と2日間に渡り大阪グランキューブで行われた「第28回 老年歯科医学会総会」に参加して参りました。
ひばりの森歯科では、高齢者の多い施設に訪問診療を行ったり、有病者の方の治療に携わる機会が多いことから、積極的にこの分野の勉強に取り組んでいます。
高齢者は、食事機能の低下や、口腔の異常(歯が無い、入れ歯があわないなど)でも、充分な栄養提供が不足することがあることを改めて確認。私達は、口の中を通じて、栄養に関しても、問題が起こる前に気付いてあげられる立場なのだと認識しました。
リハビリや、積極的なケアのアプローチがあっても、栄養が不足することで、効果が得られないこともあり、今後、往診に関わる中で、「この人が充分栄養をとれていらっしゃるのか?」という栄養の観点も持つようにしなければなりません。
今まで歯科ではどうしても「口の中中心」であったかと思います。医師、ナース、介護スタッフへの踏み込んだ関わりを躊躇してしまいがちです。今回、他業種の発表を通じ、実は、双方がお互いのことをよく理解し、良い関係づくりにも、どんどんトライしていこうと、改めて感じました。
これからも、こういった機会を積極的に活用していきたいと思います。