訪問診療について
お口と体の健康を守るためには
専門的な口腔ケアが必要です
食事をおいしく食べることは、お口と体を良い状態に保つために大きな役割を果たしています。しかし、お口に問題があると、食事を楽しむことができません。当院では、持病があるかたや通院が難しいかたにも、しっかりとした歯科のケアを提供するため、ご自宅や施設への訪問診療に力を入れています。
- 通院が困難
- 入れ歯が合わず毎日の食事が大変
- 持病があり歯科診療を受けられるか心配
- 食べることに関心が薄くなった
- 口臭が強い
訪問歯科診療を行う
専門チームがお伺い
歯科医師、口腔ケアや診療補助を行う歯科衛生士、栄養など食に関するアドバイスを行う管理栄養士、予約の調整や関係医療機関との連携を行う訪問事務など、患者さんの状態に合わせて必要な担当者がお伺いします。
当院の訪問診療
地域初、顕微鏡の持参
顕微鏡を持参することで口腔ケアの重要性を「見て」知ることができます。検査結果から適切な治療計画を立てます。
せんべいをバリバリ食べられる
入れ歯作製
患者さんの口腔内に応じた「外れない入れ歯」を作製しています。付けていることを忘れるほど違和感がありません。
10年以上の嚥下内視鏡実績
嚥下内視鏡による飲み込みの状態を評価することができます。当院は10年以上の内視鏡実績がございます。
口腔機能低下症検査
口腔不潔や口腔乾燥など、複数の検査を行い口腔機能低下症かどうかを調べることができます。
楽しく口腔機能管理
歌を取り入れた楽しい口腔リハビリテーションを行い、患者さん一人ひとりの口腔機能管理を行います。
終末期・周術期の
メンタルヘルスケア
終末期や周術期特有のお悩みやご相談など、患者さんに合わせて適切なメンタルケアを行います。
管理栄養士による栄養指導
治療だけではなく、管理栄養士による栄養指導も行っています。
光学スキャナーによる
デジタルプリントデンチャー
3D技術を駆使することで患者さんのお口にフィットするオーダーメイドの入れ歯を作製します。データは保管することができます。
らくらく集金代行
銀行自動引き落としの設定ができますので、現金を用意する必要がございません。
実績豊富な
専門スタッフによる対応
救急麻酔経験がある歯科医師や、歯周内科学研究会の認定衛生士、歯周病学会認定衛生士が対応します。
口腔ケアの様子を動画でご紹介
訪問内科との連携を活かして
持病があるかたにもしっかり対応
食べることは全身の健康に関わるという考えから、当院は訪問内科との連携を積極的に進めています。生活習慣病をはじめとする持病がある場合も、そのかたのお口と体の状態を詳しく診断し、必要な歯科診療を提供します。
食べるために欠かすことができない
摂食・嚥下機能をサポート
嚥下内視鏡と呼ばれる専用の装置を使って、食べ物を噛み、飲み込む機能を診断します。さらに、機能の維持・改善を目指すリハビリテーションや管理栄養士による食事指導、生活環境についてのアドバイスも提供しています。
歯周病の症状改善に役立つ
先進的な機器や治療法を導入
ご高齢のかたの多くが悩まされる歯肉炎、歯周病の症状改善のために、位相差顕微鏡を持参して歯周病菌の種類などを特定し、そのかたに合った治療を提供しています。さらに、お薬を使った歯周内科治療や点滴を用いる治療も取り入れています。
豊富な診療経験を活かして
噛みやすい入れ歯を提供
歯を失くしたかたにも、しっかり噛んで食べる喜びを提供するため、残った歯を活かすミラクルデンチャーなど、噛みやすい入れ歯の治療に努めています。訪問診療や持病があるかたの豊富な治療経験をもとに、年齢や体調に合った入れ歯を提供いたします。
お口周り体操
歌を歌って楽しく
リハビリ
診療メニュー
治療
- 入れ歯作製、修理、調整
- むし歯治療
- 歯周病治療
- 抜歯
- 摂食嚥下の検査など
予防
- 定期健診
- 口腔ケア
- 摂食嚥下リハビリ
認定歯科衛生士による専門的口腔ケア
- むし歯、歯周病予防
- 誤嚥性肺炎の予防
- 摂食嚥下リハビリ
- 認知症の予防
- 口臭の緩和
- プロによる口腔清掃
- 患者さん、介護者への指導
訪問診療が
必要な6つの理由
- 1 歯の本数で、認知症の発症リスクが変わる!?
- お口の中に歯が20本以上あるかたと比べると、歯がほとんどなく入れ歯未使用のかたは、認知症の発症リスクが1.9倍になるという研究結果があります。また、なんでもしっかり噛めるかたに対して、あまり噛めないかたは認知症の発症リスク1.5倍になるとも言われています。
- 2 転倒骨折の予防
- 「転倒・骨折」は、高齢者に介護が必要となる原因の第3位で、義歯(入れ歯)を使わないと転倒リスクが2.5倍になることがわかっています。一方、義歯を使うと噛み合わせが安定して平衡機能などが改善され、転倒リスクが抑えられるという研究結果もあります。
- 3 とても怖い「誤嚥性肺炎」
- 誤嚥性肺炎は、お口の中の細菌などが気管に入って発病する、ご高齢のかたに多い病気です。体力が低下していると、細菌感染が原因で肺炎を発症し、生命に関わることもあります。定期的にお口のクリーニングを行うことで細菌を減らすことができ、誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。
- 4 発熱の予防
- これまでの研究によると、お口のケアを行っているかたと、そうでないかたでは、発熱の発生率に差があることがわかっています。ケアを行っているかたは発生率が低く、定期的なケアが発熱のリスクを減少させると期待されています。
- 5 糖尿病の予防
- 歯周病菌が血液の中に入り込むと、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害することがわかっています。さらに、歯周病による歯ぐきの炎症は、糖尿病の発症、悪化に関わっていることが、最近の研究により明らかになっています。
- 6 総医療費の削減
- 厚労省の調査によると、3ヵ月に一度の訪問歯科健診を受けているかたは、未受診のかたより年間34万円の医療費が削減できていることがわかっています。定期的なお口のケアが、認知症や糖尿病、感染症や肺炎など、多くの病気の予防に役立つことが出費を抑えられる理由と考えられています。
対応地域
当院からおよそ半径16kmの
下記地域に対応しています
対象地域については
お問い合わせください
診療エリア
東久留米市、清瀬市、東村山市、武蔵村山市、東大和市、立川市、国分寺市、小平市、西東京市、武蔵野市、三鷹市、府中市、調布市、多摩市、稲城市、狛江市、杉並区、練馬区、中野区、ふじみ野、富士見市、志木市、三芳町、所沢市、新座市、朝霞市、和光市
※クリニックから半径16km圏内で訪問歯科診療を展開しています。
※上記エリア外でもご訪問できることがありますのでお気軽にお問い合わせください。
治療費用
通院診療と同様に各種保険を
ご利用いただけます
国民健康保険
一部負担金は医療費の3割です。
介護保険
訪問診療の「口腔ケア」でご利用いただけます。1ヵ月の利用回数上限は4回です。
医療保険と介護保険を同時にご利用いただけます。
生活保護のかた
原則無料です。
障害者手帳をお持ちのかた
心身障害者医療費補助制度が適用され、原則無料です。
※「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みのかたに限ります。
※一部立替払いとなる地域もありますが、その場合は後日自治体より返金されます。
※お住いの地域によっては有償での診療となる場合があります。
注意点
医療健康保険や介護保険を利用して訪問診療を受けられる場合、下記の条件を満たしている必要があります。訪問対象者に該当するかどうかの最終判断は、当院の歯科医師が行います。
- ①
- 患者さんご自身で近隣の歯科医院まで通院できないと歯科医師が判断した場合
- ②
- ご自宅や施設が訪問診療を行う歯科医院から半径16キロ以内にある場合