上顎 左上4567 ミラクルデンチャー
こちらの方は、通院されている娘さんからのご紹介で来院されました。
もともと上の奥歯にブリッジが入っていましたが、これが取れてしまい元に戻せない歯の状態であったため、ご相談の結果やむなく抜歯となりました。
歯がない部分の治療として、まず保険適用の義歯(入れ歯)を選択されました。
ブリッジの時に比べると、やはり異物感もあり、なかなか慣れることができませんでした。
特に、しゃべりにくさもあり、家族からも「ろれつが回っていないのは、入れ歯が合っていないのではないか」と言われたそうです。
保険適用の義歯の場合、さまざまな制約があるため、どうしても馴染むまで時間がかかることがあります。そこで、今回はミラクルデンチャーという審美的、機能的に優れた保険適用外の義歯を新製することになりました。
ミラクルデンチャーは、保険の義歯のように金属の針金(入れ歯を固定するフック)がありません。
正面から見える部分は極力目立たないようにピンクの床を使用し、耐久性を保持するために見えない部分を金属でしっかり補強します。
入れ歯の形状も通常と異なり、キーとロックの要領でパチッとはめ込み、フィット感に優れています。その分、取り外しに少しコツが必要になりますが、それだけ日常使いでは外れにくいということになります。
入れ歯自体は特定の歯に負荷をかけて支えるのではなく、できるだけ力を分散して支えるようになっていますので、痛みも出にくく、長く使って頂けるようになっています。
ご本人は、「保険の入れ歯は話しにくかったけど、新しい入れ歯は調子がいい。今は寝るとき以外はずっとつけています」とおっしゃっていました。
保険の入れ歯ではどうしても満足できない方、そのご家族の方は、お気軽に相談下さい。
治療期間 2か月 通院回数 5回 費用:約20万円(税込み)
想定されるリスクや副作用:個人によって異物感、稀に金属アレルギーの恐れがあります。