※患者様のむし歯の状態・箇所によって、耐久性の観点からプラスチック(CAD/CAM)に対応していない場合があります。
詰め物
むし歯を削った後に詰める「詰め物」には、様々な種類があります。それぞれの素材が持つ特性を理解し、ご自身に最適なものを選びましょう。詰め物の種類は大きく分けて4種類あります。

銀(銀合金)
- 銀合金を使用
- 健康保険適用
- 時間の経過とともに段差ができる可能性
- 金属アレルギーのリスクあり

プラスチック(CAD/CAM)
- 健康保険適用
- 摩耗しやすく外れやすい
- 衝撃に弱く割れやすい
- 表面が傷つきやすくプラークが付着しやすい
※当院では基本的におすすめしていません。

オールセラミック
- 陶材や人工ダイヤモンド(ジルコニア)を使用
- 白く、大変美しい仕上がり
- 金属アレルギーのリスクなし
- 汚れ(プラーク)がつきにくい

白銀合金(ゴールド)
- 20カラットのゴールドを使用
- 適合がよく、むし歯の再発リスクが低い
- 口内での劣化が少ない、割れや欠けのリスクが低い
- 金属アレルギーになりにくい
詰め物比較表
| 耐久性 | 歯周病リスク | 金属アレルギー リスク |
美しさ | |
|---|---|---|---|---|
| 銀(銀合金) | △ | △ | × | × |
| プラスチック(CAD/CAM) | × | △ | ◎ | △ |
| オール セラミック |
○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 白銀合金(ゴールド) | ◎ | ○ | ○ | △ |
被せ物
奥歯の「被せ物」は、見た目だけでなく、噛む機能や耐久性も重要です。人から見られる機会の多い前歯の「被せ物」は、特に見た目の美しさが重要です。様々な素材から、ご自身のライフスタイルに合ったものを見つけましょう。

銀(銀合金)
- 銀合金を使用
- 健康保険適用
- 口を大きく開けると目立つ
- 金属アレルギーのリスクあり
- 経年的な適合性の問題
- 前歯には使用しません

プラスチック(CAD/CAM)
- 健康保険適用
- 摩耗しやすく外れやすい
- 衝撃に弱く割れやすい
- 時間の経過と共に変色しやすい
- 汚れ(プラーク)が付着しやすい
- 前歯の場合、金属の被せ物の前面にプラスチックを貼りつける

セラミック系
- 陶材や人工ダイヤモンド(ジルコニア)を使用
- 透明感のある白さが持続
- 汚れ(ステイン)がつきにくく衛生的
- 金属アレルギーのリスクなし
- 高い耐久性と精密さ
セラミック系の種類

ジルコニアセラミック
- 人工ダイヤモンドの土台にセラミックを焼き付け
- 高い強度と自然な美しさ
- 金属不使用で安心

メタルセラミック
- 金属の土台にセラミックを焼き付け
- 強度が高い
- 歯ぐきが下がる(歯肉退縮)と金属が見える可能性あり(ブラックマージン)

オールジルコニア
- 人工ダイヤモンドのみで製作
- 最高の強度と美しさを両立
- 金属不使用で安心
被せ物比較表
| 耐久性 | 歯周病リスク | 金属アレルギー リスク |
美しさ | |
|---|---|---|---|---|
| 銀(銀合金) | △ | △ | × | × |
| プラスチック(CAD/CAM) | × | △ | ◎ | △ |
| ジルコニア セラミック |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| メタル セラミック |
○ | ○ | × | ○ |
| オール ジルコニア |
◎ | ◎ | ◎ | ○ |