東京都東久留米市本町3-9-16
エクセレントスクエア1F

歯周病治療について

歯科医院でのケアを習慣にして
怖い歯周病を予防・改善しましょう

歯周病になると、歯と歯ぐきのすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌によって歯ぐきに炎症が起こります。進行すると、歯を支える骨が溶けてしまい、歯を失うおそれもあり、全身の健康に悪影響を与えることもわかっています。丁寧に歯みがきをしていても歯周病を完全に抑えることは難しく、気づかないうちに進行してしまいます。気になる症状があるかたは、早めにご相談ください。

こんな場合はご相談ください
  • 歯みがきで血が出る
  • 食べ物が挟まりやすい
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口臭を指摘された
  • 冷たい水がしみる
  • 起床時に口の中に不快感がある
  • 歯がグラグラする

当院の歯周病治療

先進的な歯周内科治療を
提供しています

「歯周病原因菌遺伝子診断認定歯科医院」の当院は、しつこい歯周病でお悩みのかたに歯周内科治療を提供しています。顕微鏡でお口の中の菌の状態を観察し、さらに原因菌のDNA検査を行った上で、菌の種類に合ったお薬で効果的な除菌を目指す先進的な治療です。外科的な処置が不要で、痛みの心配がないのもメリットです。

認定歯科衛生士が在籍しています

当院の主任歯科衛生士は、国際歯周内科学研究会の認定歯科衛生士の資格を持っています。歯科医療の向上を目指して設けられた資格で、豊富な治療経験や学会、セミナーなどへの積極的な出席、研究会の規定に沿った症例集の作成など、厳しい条件をクリアした歯科衛生士のみに与えられるものです。

悪玉菌DNA検査を行っています

当院では、歯周ポケットに紙製の細い棒を差し込んで菌を吸い上げ、菌の詳細を検査することができるDNA検査を行っています。検査結果に基づいて、原因となる菌をお薬で除菌します。また歯みがき剤でカビを減らします。

歯原性菌血症にもアプローチします

歯原性菌血症は、むし歯菌や歯周病菌などが口の中の傷口や損傷した組織から血管内に侵入する現象です。この菌が血管の内膜に沈着物としてたまってしまうことで血流が悪くなり、血管によって酸素や栄養が送られている心臓や脳にさまざまな症状を引き起こす可能性があります。当院では、この歯原性菌血症を防ぐためのアプローチも行っています。

治療内容

スケーリング

「スケーラー」と呼ばれる専用の器具を使って、歯や歯ぐきとの境目についた歯垢や歯石をきれいにします。歯ブラシによる歯みがきなど、日ごろのお手入れだけで歯垢や歯石をしっかり除去するのは難しく、歯科医院での定期的なスケーリングが欠かせません。

SRP

歯ぐきに隠れた部分まできれいにするルートプレーニングとスケーリングを組み合わせた治療です。歯垢や歯石をきれいに除去した後、再び汚れがつきにくいように表面をツルツルに仕上げます。歯周病の基本治療として知られ、軽度の歯周病の改善に有効です。

歯周外科処置

歯周ポケットの奥深くまで歯周病菌が侵入してしまうと、一般的な歯周病治療では症状が改善できないことがあります。こうした場合は、歯ぐきを切開するフラップ手術などの歯周外科処置を行い、専用の器具を使用して歯周ポケットの奥に溜まった汚れをきれいに除去します。

内科的治療

菌の種類に合わせた飲み薬で体内の歯周病菌を減らし、症状の改善を目指す治療です。治療に伴う痛みや不快感が少なく、比較的短い期間で改善が期待できるのがメリットです。体の中の歯周病菌が減ると、歯ぐきの炎症が治まり、歯石の除去もほぼ痛みなく行えます。

点滴療法

<高濃度ビタミンC点滴>
点滴を使って、血液中に高濃度ビタミンCを直接送り込む治療法です。高濃度ビタミンCには、抗炎症作用や免疫力を高める作用があり、歯周内科治療と組み合わせることで、より効果的な症状改善が期待できます。全身の細胞にビタミンCが浸透するため、抗加齢などにも役立ちます。

<抗生剤>
点滴注射を通して抗生剤を投与する効果は、飲み薬より優れたところがあります。通常、飲み薬が正しい効果を発揮するためには、薬の吸収(薬が消化管から血管に入る)、分布(血管を通って薬が患部に行く)、代謝・排泄(いらないものを体内からなくす仕組みの)が必要です。点滴注射では吸収の過程が無かったりすることで、飲み薬より患部に薬が早く到達できるメリットがあります。

歯周病と全身疾患の関係

ご存じですか? 
歯周病は全身の健康に
悪影響を与えます

歯周病が慢性化すると、歯周病菌や毒素が歯ぐきの毛細血管から体内に侵入します。その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まる、糖尿病が悪化するなど、全身の健康にさまざまな悪影響を与えてしまいます。さらに、唾液中の歯周病菌が気管支や肺に入ると、気管支炎や誤嚥性肺炎の原因になるおそれがあり、低体重出産のリスクや肥満症などにも歯周病が関係していると考えられています。

歯周内科治療の費用(保険外診療)

歯原性菌血症予防のための
口腔内細菌除菌治療料金表

1回目 診査料 7,700円
顕微鏡検査 0円
細菌DNA検査 37,400円
2回目 検査結果分析説明 2,420円
除菌治療処方料 2,860円
ジスロマック 3,300円
ファンギゾン 3,300円
歯ブラシ 220円
3回目 顕微鏡検査 0円
除菌治療
※POICスケーリング(POIC2本分含む)
1,650円
4回目 顕微鏡検査
(注1) 細菌DNA検査
37,400円
111,100円
option1 高濃度ビタミン点滴
※腎機能障害、重症の心不全、透析中の方は不可
11,000円
option2 再細菌DNA検査(1年後目安) 22,000円

※表示金額は全て税込みです。
院長の篠田宏文は口腔内細菌除菌治療(歯周内科治療)を研究する国際歯周内科学研究会の会員として活躍しています。

お支払方法

当院では、下記のお支払方法を
お選びいただけます。

現金

現金でのお支払い

銀行振込

振込でのお支払い

クレジットカード

※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など

デンタルローン

低金利分割払いでの
お支払い

医療費控除について

1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除の対象です。確定申告を行うことで、一定額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いはもちろん、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。

注意点・リスク・副作用

・治療後は、一時的に知覚過敏の症状が出る場合があります。
・歯ぐきが改善すると腫れがおさまるため、歯ぐきが下がったように見える場合があります。